【解説】カーリースは任意保険を自身で加入する必要はある?任意保険も月額に含まれるサービスも紹介

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カーリース
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カーリースは車両本体代やメンテナンス代、各税金などが月額の定額となり新たな車の持ち方として注目されています。では、任意保険はその月額に入るのでしょうか。それとも自身で加入する必要があるのでしょうか。この記事はカーリースの任意保険について解説しています。

任意保険とは?

任意保険と自賠責保険は、車を運転する際に考慮するべき重要な保険ですが、それぞれの目的とカバー範囲が異なります。

自賠責保険

  • 自賠責保険は、日本で車を所有・運転する際に法律で義務付けられている保険です。
  • この保険は、運転者が引き起こした事故で他人がけがをした場合に、その医療費や休業補償をカバーします。
  • 自賠責保険は基本的な補償内容しか提供せず、補償額も限られているため、事故による損害が大きい場合には十分な補償が得られない場合があります。

自賠責保険はカーリースの場合、車両本体価格などと一緒に月額料金に含まれます。

任意保険

  • 任意保険は、自賠責保険の補完として加入することができる保険であり、加入は法律で義務付けられていないため「任意」と呼ばれます。
  • 任意保険は、自身や家族、さらには自分の車の損害まで広範にカバーすることができます。
  • また、任意保険は選択するプランによっては、自賠責保険でカバーされない高額な賠償責任や、車両損害、盗難など多岐にわたるリスクをカバーできます。
  • 任意保険はプランによっては高額になることがありますが、より広範な保護を提供するため、多くのドライバーにとって価値のある投資とされています。

カーリースサービスの多くは、任意保険に加入することを強く勧めています。

これらの点を考慮すると、任意保険は自賠責保険よりも広範なカバー範囲を提供し、ドライバーとその家族、そして車自体に対する保護を強化することができます。

自賠責保険が法律で義務付けられている基本的な保険であるのに対して、任意保険はより包括的な保護を求めるドライバーのための選択肢となっています。

 

任意保険の重要性

カーリースの際の任意保険は、運転者と車両を多くのリスクから保護します。

交通事故や自然災害、盗難などが起こった場合、任意保険は修理費用や他人への損害賠償責任をカバーし、経済的負担を軽減します。

特に、他人に損害を与えた場合の賠償責任は非常に高額になる可能性があり、任意保険なしでは財政的に困難な状況に陥る可能性があります。

また、任意保険はリース契約をより安心して利用するための重要な要素であり、多くのカーリース会社は任意保険の加入を推奨または要求しています。任意保険の加入は、予期せぬ事故や損害に対する安心感を提供し、運転者が安心して車を利用できるようにします。

さらに、任意保険付きのカーリースプランは、保険料の支払いや保険手続きの手間を減らし、家計管理を簡素化するメリットも提供します。これにより、利用者はリース期間中に安心して車を利用することができ、また予期せぬ事故や故障が発生した場合でも保護を受けることができます。

任意保険はカーリースの利用者にとって重要な投資であり、安全と安心を提供する基盤となります。

 

カーリースの定額に任意保険は含まれる?

では、任意保険はカーリースの定額に含まれるのでしょうか?

答え どちらともいえない

任意保険に関しては、カーリースサービスによって大きく異なります。会社によって含まれている、含まれていないと様々です。

充実した任意保険が月額に含まれているカーリースもあれば、任意保険はまた別で自身で加入しなければならないカーリースもあります。

 

それぞれのメリット・デメリット

月額に任意保険が含まれているカーリースと、自身で加入しなければいけないカーリースにはそれぞれメリット・デメリットがあります。

どちらを選べばいいのかわからない方が参考にできるようそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。

 

任意保険が含まれるカーリース

メリット

・自身で加入する面倒が省かれる

任意保険付きのカーリースでは、カーリースと任意保険の両方の手続きを一度に済ませることができ、自身で保険を探したり、手続きをする手間が省けます。

・月々の支払いが統合される

任意保険付きのカーリースでは、車に関する支払い(自賠責保険料、各種税金、および任意保険料など)を一つにまとめることができ、家計管理の手間を軽減できます。

・料金の変動がない

任意保険付きのカーリースでは、保険を利用しても料金が変わらないため、料金の変動がありません​。

 

デメリット

・等級の引継ぎの制限

一部のカーリース会社では、任意保険の等級を引き継ぐことができない場合があります​。(契約前にカーリース会社に確認しましょう)

・選択肢の制限

保険会社や補償内容が限定されるため、自身合った最適な選択ができない可能性があります。また、それにより自身で加入するよりも保険料が高い場合があります。

 

自身で加入が必要なカーリース

メリット

・選択の自由

自分で保険を選べるため、補償内容や料金を確認し、最適な保険を選べます。これにより、契約内容の満足度が高くなる可能性があります。

・コストの節約

必要な任意保険に別途加入することで、お得かつ満足できる契約となる可能性があります​。

 

デメリット

・手続きの手間

カーリースと任意保険の手続きを別々に行う必要があり、手間がかかります。

・保険料の不明確さ

任意保険は含まれていない場合が大半で、そのため任意保険料を自分で確認し、加入する必要があります。

 

おすすめカーリースサービス

任意保険がリース料に含まれるカーリースサービスを紹介します。

KINTO

トヨタ KINTO | 面倒な手間無し、コミコミ定額!クルマのサブスク | トヨタ自動車WEBサイト (toyota.jp)

KINTOは、国内で車のサブスク(カーリース)サービスを展開しているトヨタ系の企業です。

そのため、リースできる車はトヨタ車・レクサス車に限られます。

月々の定額には、「車両代金」「税金」「保険」「メンテナンス代」「台車」「オプション」「コネクテッドサービス」が含まれすべてがコミコミの月額で利用できます。

 

保険の内容

KINTOの保険の特徴は、

1.年齢・等級・免許証の色も関係なく、みんなが同じ金額で利用できる。

※現在加入中の保険を利用しての契約および等級の引継ぎは出来ません。

2.万が一、事故を起こしても月額料金は変わらない。

3.保険を調べる、申し込むなどの面倒な手続きが一切不要。

4.家族や友人が運転しても補償される。

 

補償内容
対人・対物 無制限
自身・同乗者の怪我 1名につき5,000万円まで※1
車への保証(修理) 自己負担は5万円まで
車への保証(全損・盗難) 自己負担なし※2

※1 レクサス車は1億円まで ※2 リースカー車両費用保険特約により

また、これ以外にも弁護士に相談しやすくなる特約やロードアシストなど様々な補償があなたのカーライフを支えます。

 

 

まとめ

カーリース利用者にとって任意保険は不可欠です。

任意保険付きのカーリースは、交通事故や自然災害による財政的リスクから保護し、安心して車を利用できるようにします。

一方で、任意保険が含まれていないカーリースは保険選択の自由度を提供し、コストを節約する可能性があります。

しかし、保険手続きの手間や保険料の不明確さがデメリットとなることもあります。いずれの選択肢もそれぞれのメリットとデメリットがあり、利用者の個々の状況とニーズに応じて最適な選択を検討することが重要です。

任意保険は、安心してカーリースを利用するための重要な要素であり、適切な保険プランの選定は、安心かつ満足のいくカーリース体験に繋がります。

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