MOTAカーリースで車をリースする際のメリットは多々ありますが、デメリットや注意点も存在します。リース契約にサインする前に、これらのポイントをしっかり理解し、賢い選択をすることが大切です。この記事では、MOTAカーリースのデメリットと注意すべき点を詳しく解説します。
MOTAカーリースとは?
もらえる新車カーリース【MOTA(モータ)カーリース】 (autoc-one.jp)
MOTAカーリースは、車買取査定で有名な株式会社MOTAが展開する日本のカーリースサービスです。このサービスでは、利用者は購入ではなくリースによって車を利用できます。
特徴
MOTAカーリースの特徴を解説します。
車の自由度が高い
MOTAカーリースは、最後に車をもらえる前提のため車の自由度が非常に高いです。
MOTAカーリースで出来ること
- 車のカスタム
- 無制限の走行距離
- 車をもらう
ローンや一括での購入に比べ、カーリースの場合車の利用に関して様々な制約がありますが、MOTAではその制約が少なく、購入した車と同じように車が利用できます。
また、契約満了時に車をもらうか、次の車に乗り換えるか2つの選択肢があります。
車を気に入ればそのまま追加料金なしで車をもらうこともできますし、違う車に乗ってみたいという場合は、次の新車に乗り換えることもできます。
車種が豊富
MOTAカーリースでは、国産全メーカー全車種、全グレードを取り扱っています。メーカーや車種を絞る必要がなく、広い選択肢から車を選ぶことができます。
また、メーカーオプション、ディーラーオプションもすべて取り付けが可能です。
短期納車車両ならば、最短約2カ月で納車ができます。コロナなどの影響で車の納車が伸びているため、短期納車の選択肢は非常に大きいです。
お得なクーポンがついてくる
MOTAカーリースでは、契約中にお得に利用できるクーポンがついてきます。
クーポンの内容
- オイル交換無料クーポン(エンジンオイル半年毎、オイルエレメント1年毎(相当分))
- 車検無料クーポン
- 基本点検整備費用無料クーポン(総合検査料・代行料・印紙代)
- タイヤローテーション無料クーポン
- ブレーキオイル無料クーポン
- バッテリー液、ウォッシャー液補充無料クーポン
- ロングライフクーラント交換無料クーポン
など、様々な無料クーポンがついてきます。特に車検無料クーポンは、忘れたころにやってくる車検の時に非常に嬉しいクーポンです。
契約中に不意な出費がかなり少なくなるため、維持しやすくお得にカーリースを利用できます。
MOTAカーリースのデメリット
MOTAカーリースのデメリットには以下のような点が挙げられます。
- 短期契約ができない
- リース料が高い
- 任意保険は含まれていない
- メンテナンスプランが最小
それぞれのデメリットに関して詳しく解説していきます。
短期契約ができない
MOTAカーリースでは、短期契約ができません。
MOTAカーリースで選べるリース期間は、7年/9年/11年と中長期なため、2年や5年などといった短期契約ができません。数年で新しい新車に乗り換えたいと考えている人には向かないサービスです。
リース料が高い
MOTAカーリースは、最後にもらうことを前提として契約するため残価設定がありません。
通常のカーリースの場合、契約満了後は車をリース会社に返却するため返す車の価値を残価としてリース料から引き、リース料を抑えます。
MOTAカーリースではこれがないため、長期の契約でも月額が驚くほど安くなることはありません。中長期の契約でも、通常の残価設定のあるカーリースの3年や5年のリース契約時の月額とあまり変わりません。
任意保険は含まれていない
MOTAカーリースでは、月額料金の内に任意保険の料金は含まれていません。また、MOTAカーリースでは、専用任意保険などへの加入もできないため自身で保険に加入する必要があります。
MOTAカーリースで表示されている金額は、任意保険代を含まないため注意が必要です。
MOTAカーリース専用保険はありませんが、どの任意保険に入ったらいいかわからない方などに向けてMOTAカーリースが任意保険を紹介してくれます。
メンテナンスプランが最小
MOTAカーリースでは、車に関するすべてのメンテナンス費用は含まれていません。
リース契約に含まれる項目は【車両本体価格・オプション代・環境性能割・新車登録時手数料・自動車税(期間分)・重量税(期間分)・自賠責保険料(期間分)・消費税】のため、タイヤ交換やバッテリー交換などのその他のメンテナンスは含まれていないため、これらは別途自己負担が必要です。
ですが、契約期間に応じた枚数の特典の無料クーポンで、車検をはじめとするいくつかのメンテナンスは無料で受けることができます。
- オイル交換無料クーポン(エンジンオイル半年毎、オイルエレメント1年毎(相当分))
- 車検無料クーポン
- 基本点検整備費用無料クーポン(総合検査料・代行料・印紙代)
- タイヤローテーション無料クーポン
- ブレーキオイル無料クーポン
- バッテリー液、ウォッシャー液補充無料クーポン
- ロングライフクーラント交換無料クーポン
MOTAカーリースの注意点
中長期契約に関して
MOTAカーリースの契約は中長期の7年/9年/11年のため、契約には慎重な判断が必要です。
ライフスタイルの変化への対応が困難
長期契約に限定されると、利用者のライフスタイルやニーズが変化した際に、契約を柔軟に変更することが難しくなります。
例えば、家族構成の変化、引越し、職場の変更など、様々な状況の変化に応じて車のニーズも変わる可能性があります。
今後様々なイベントが控えている方に中長期の契約は向きません。将来性をしっかりと見極め、ニーズに合った車を選ぶことが大切です。
キャンセルポリシーと違約金
リース契約書締結前のキャンセル
リース契約書の締結前にキャンセルする場合、キャンセル料は発生しません。
リース契約書締結後のキャンセル
契約書締結後のキャンセルはできません。つまり、契約が成立した後はキャンセルすることはできず、解約する場合は違約金が発生することになります。
中途解約の違約金
契約を中途解約する場合は、MOTAが定める中途解約金が必要となります。
契約前にはこのような条件をよく理解し、納得した上で契約を検討することが重要です。
まとめ
この記事を通じて、MOTAカーリースのデメリットや注意点について深く理解していただけたことと思います。
リースの契約期間の長さ、早期解約のペナルティ、別途加入が必要な任意保険など、様々な要因があなたの決定に影響を与えるかもしれません。
これらの情報を熟考し、あなたにとって最適な選択をするための一助となれば幸いです。MOTAカーリースを利用する際は、自身のライフスタイルや財務状況を考慮し、契約内容を十分に理解した上で決定を下しましょう。
リースは便利な選択肢ですが、自分に合った条件で契約することが何より重要です。